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 先日、数日の間に複数の方から、同じような連絡を頂きました。
 「Excelファイルを一つ、ダブルクリックして立ち上げただけなのに、同じファイルがいくつも開く」という現象でした。

 詳細としては、全てのファイルがそうなるわけではなく、特定のファイルのみの現象で、そのファイルを開くと、同じファイルが複数個開く、というものです。
 ファイル名が「○○.xlsx」だとすると、ウインドウ上部のファイル名の欄は「○○.xlsx:1」「○○.xlsx:2」・・・というように、開いたファイルの数だけ、ファイル名の後ろに連番が振られます。

 これ、エラーではなく、Excelが持っている機能の中に、複数同じファイルを開ける機能があり、その機能を利用してファイルを開いた状態で保存してしまうと、次回起動時も同じようにいくつも開いてしまう、というだけの現象なんですよね。

 ファイルを複数開くには、Excel2010で言えば、リボンの「表示」タブにある「新しいウインドウを開く」というボタンを押すだけです。押した回数分、同じファイルが開かれます。
 その状態でウインドウを整列させると、同じファイルの別シートを見比べながら入力出来たりするので、なかなか便利な機能ではあるのです^^
 この機能で困っている方は、きっとそのボタンを、知らずに押してしまったのではないでしょうか?
 その状態で保存されているから、次回行こうも何度も開いてしまって、困っている、という感じですね。

 なので、解決策としては、不要に開かれているウインドウを閉じていき、一つだけファイルが開かれている状態にします。
 閉じるのは、どのウインドウからでもOKです。閉じていくと、ウィンドウ上部に「○○.xlsx:連番」となっていた連番部分の数が減っていき、「○○.xlsx」だけになれば、一つだけ開かれている状態となります。
 その状態で、かならず「上書き保存」してください。 閉じるだけで、上書き保存しなければ、また次回起動時、同じファイルが何度も開かれる状態に戻ってしまいますので。。。( ̄▽ ̄〃)

 便利な機能は多いですが、知らずに使っちゃうと、困惑してしまう状況になることもありますよね。
 折角新しい機能を知ったなら、次の機会からは、便利に使ってしまいましょうo(^-^)o
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2013.09.13 | Excel | トラックバック(0) | コメント(0) |